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FDY製品の製作工程、製作風景などなど
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ヒノキについて
工房では現在、曲げ木を取り入れたボウバックウィンザーチェアと、ヒノキノイスを同時進行で製作しています。

今回は材料にヒノキを使った、ヒノキノイスの製作過程で感じたことを中心に書いてみたいと思います。








皆さんはヒノキについてどのようなイメージがありますか?

たとえば、日本家屋の建築材であったり、ヒノキの風呂桶、いい香りがする…などではないでしょうか?
自分自身もそのような漠然とした印象が前々からあったのですが、 ある本をきっかけに非常に興味を持つようになりました。西岡常一・小原二郎共著、「法隆寺を支えた木」です。
詳しい内容は割愛しますが、法隆寺の主要部分に使われているヒノキは樹齢2000年もので、現在まで約1300年も寺を支え続けているなど、ヒノキがいかにいい木であるかが、半ば神格化されて書かれています。

そんなこんなで今回ヒノキを扱うこととなり、実際に加工してみた印象を書いて見たいと思います。

まず最初に感じたのは非常にも柔らかく、加工しやすいということです。反面そのことは、傷つきやすくデリケートであるということでもあります。なので、硬いタモのようにぞんざいに扱うことは出来ません。扱いにはとても神経を使います。

材は非常に目が詰まっていて、鉋で薄く削っても鉋屑はタモのように導管の穴があくようなことはありません。主宰は1ミリ削るのに43枚鉋屑を出すことができるそうです。自分の最高は40枚に届かないくらいでした。このことは削る技術もそうですが鉋の刃の研ぎ具合にも差が出てくるのです。よく研がれて切れる刃で削った面の滑らかさは他の木とは一線を画します。

hinoki_kanna.jpg

ヒノキを使った椅子というのを今まであまり見かけたことがありません。思うにこれは、ヒノキのもつ日本的なイメージが西洋的な椅子にはマッチしないことと、現在の大量生産で作られる椅子と同じ工程ではヒノキの良さを残したまま製作出来ないからではないでしょうか?

今回、ヒノキノイスという椅子を製作しました。この椅子は日本の家庭にマッチするようにデザインされています。ジャパニーズ・ニュースタイルを今度の展示会でぜひご確認ください。

mitsu
posted by FDY工房 | 22:08 | ヒノキノイス | comments(0) | trackbacks(0) |
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