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2017.09.25 Monday

手斧と旋盤

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    前回、私の愛用している手道具として鉋とノミをご紹介させていただきましたが、

    それらの道具は角材を主体とした和の家具での使用が中心でした。

    今回は西洋の家具であるウィンザーチェアの製作で主に使用する手道具をご紹介したいと思います。

     

     

    【手斧】

     

    手斧.jpg

    「ちょうな」と読みます。

    ウィンザーチェアの座面を掘るのに使用します。

    元々は臼を掘るためのものでですが、座面掘りに非常に適しています。

    イギリスで18世紀頃に作られていたウインザーチェアは、

    この手斧の取手部分が長くなったようなもので、地面に置いた座面を足で押さえて掘られていたようです。

     

     

     

    【もった】

     

    もった.jpg

    手斧によく似ていますが、刃幅が広く角度が急ですので、座面掘りには向いていません。

    座面の底面の面取りなどに使用します。

     

     

     

    【木工バイス】

     

    バイト.jpg

     

    ウィンザーチェアの足などをならい旋盤でおおまかに削ったあと、

    細かい部分の仕上げに使うことが多いです。

    刃先はノミと同様ですが長さがあるため研ぐのが難しいです。

     

    【木工ならい旋盤】

    習い旋盤2.jpg

     

     

     

     

     

     

     

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