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FDY製品の製作工程、製作風景などなど
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ゴールドスミスチェア 模型作り4
アームサポート、組み立て、仕上げまでご紹介していきます。

脚の部分に貫を入れる穴を空けます。


 そしてまずは脚の部分を組み立てます。

脚の突き出た部分を削ります。


次はこのアームサポート。



アームサポートの部分は一番難しかったです。この角度に合わせてぴったりと合わせるように、そしてアームを支える部分をノミや彫刻刀で削ります。様々な方向に角度がついているこの部分は設計図を理解できず、なかなかうまくいきませんでした。


そして組み立てです。


塗装。完成です!
このゴールドスミスチェアは、始めはガーデンチェアとして使われていたのではないかと言われています。
野外で使うものであったため、厚く黒く塗装されていたようです。

このゴールドスミスチェアから始まり、18世紀〜19世紀のウィンザーチェアはデザイナーの椅子ではなく、当時の工人達が時間と経験のなかで生み出してきた椅子です。つくっていて分かるのが、デザインしようとしてできた形態ではないということです。
つくる側から生まれていった形態であることがよく分かります。
これぞ、アノニマスデザインの素晴らしさ。だからこそ、長く愛され続ける普遍性があるのではないかと思います。

また、英国でウィンザーチェアはヴァナキュラ・ファニチャーの一つとも言われています。
ヴァナキュラには「自国の」とか、「その土地固有の」という意味があります。自国の家具・その土地の家具は、自国の木・その土地の木を使う家具ということです。
まさに今、日本でも価格の安い理由から木を輸入してきたこれまでを考え直し、自国の木を利用しようという動きが色んなところで叫ばれているように思います。
今の世の中だからこそ、原点に返って考えるべきことがあるのではないかと、ウィンザーチェアが語りかけてくるかのように思います。
デザイン、構造、技術、ヴァナキュラ・ファニチャーという考え方など、様々な面で学ぶことが多くある椅子です。

今回模型をつくることで、作る側の想いをほんの少しではありますが、感じることができたように思います。
知れば知るほど魅力のある椅子だな〜と、改めて思いました。


※ゴールドスミスチェアに関して、詳しくはこちらのFDY家具デザイン研究所、主宰・山永のブログをぜひご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/fdykohei/56625452.html

http://blogs.yahoo.co.jp/fdykohei/56661618.html


mihoko



posted by FDY工房 | 11:18 | ゴールドスミスチェア | comments(0) | trackbacks(0) |
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