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FDY製品の製作工程、製作風景などなど
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ゴールドスミスチェア 模型作り2
前回は座面彫りまでご紹介しました。
座面彫りの実際の作業はこちら。

「うす彫り手斧(ちょうな)」という、うすを彫る道具を使って5cmの厚さの一枚板を彫っていきます。

 さて、模型作りへ戻ります。
木取りした座面と笠木に背の部分のスティックがささる穴を空けます。
座面には4本の脚がささる穴も空けます。
いろんな角度と様々な方向があるので、間違えない様に慎重に・・・


次は脚の装飾を旋盤で加工していきます。




角材をまずは丸棒に削っていきます。
そして図面を見ながら節目節目に印を入れ、三種類のバイトで削っていきます。
慣れると一種類のバイトで削れるそうです。





実寸サイズの制作でも、ならい旋盤でおおまかな形はけずることができますが、細かい仕上げは手作業で行います。

発達した現代の機械を使えば、このような脚の形をつくりあげることは可能かもしれません。
しかしなぜFDY工房では手作業にこだわるのか・・・

これはフランスのキャビネットで古い時代のもの。
このロクロの飾りの部分、ひとつずつが一見同じように見えます。
しかしよーく見ると・・・

ひとつずつかなり形が違っていて、手作業でつくられているのがわかります。


これが機械でつくられた一寸たりとも形の違いのないものであったらどうでしょうか。
きれいにつくられてはいるでしょうが、作り手の想いを感じることはできないと思います。
もちろん手作業でつくる時も全て同じ形になるように、と思いながらつくります。そのうえでのこの若干の形のずれはなんと言いますか、手仕事の跡を感じとることができます。
一体どんな人がつくったのだろう...どのような方法でつくったのだろう...?
と、作り手への想いが広がります。


機械は便利ですが、便利すぎて人の仕事までもうばってしまっては、作り手はつくる喜びや誇りを持てなくなるのではないでしょうか。


FDY工房では、人間が使う道具として位置付けることのできる機械に限定し、ノコやノミや鉋などの手道具でなければ作ることのできないものを目指しています。
とても手間のかかる作業もありますが、この想いが使ってくださる方に届き、
大事に末永く使ってくださることを願っています。


mihoko
posted by FDY工房 | 18:23 | ゴールドスミスチェア | comments(0) | trackbacks(0) |
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